イジェン山から下山し、今回の宿泊先であるリスキーの実家に向かいました。
お母さんも、まあそれはそれは元気!
そして、そのあとに登場してきたおばあちゃんがなんとロックンロールなこと。賑やかでフレンドリーで飾ってなくて、すごーくステキな家族です。
なぜ、ロッケンロールかというと、イスラム系の女性なのに、ガラムというタバコはガンガン吸うし、ウイスキーも片膝たてて飲む。
おまけに、本当のタバコの楽しみ方は、リラックスして鼻から煙を出すんだと言って、鼻からハゥ〜って出すデモンストレーションも見せてくれました。なんて、カッコいいばあちゃんなんだ!!!
そして、おばあちゃんが、私たちのために作ってくれていたご飯が最高に美味しかった。カニのカレー風味炒め、イカの煮物、茹でもやしと空芯菜のピーナツソースあえ、テンペ。どれもこれもとっても美味しくて、白ごはんをしゃもじで5すくい分くらい食べました。
リスキーとアイラは、おじいちゃんに会いにいくと言って、私とスティーブンとおばあちゃんとでお留守番。
スティーブンは運転係だったので、疲労困憊で眠りこけてしまいました。
残されたのは、おばあちゃんと私のみ。。
おばあちゃんは、インドネシア語しか話せません。おまけに、ジャワ語なので全く言葉が通じません。緊張する。。どうか、スティーブン起きておくれ。。。
と、願っていたのですが、そんな不安はどこへやら。始めは2人でテレビ見てたけど、つまらないだろうと思ってくれたのか、家の周辺の散歩に連れてってくれました。
そして、全く誰か分からない人の家に上がり込み、スナックをご馳走になりながら、韓流ドラマを一緒に観るという、なんとも不思議な時間を過ごしました。
あとで聞いたら、おばあちゃんの妹の家だったみたい。
そのあと、この妹さんの娘夫婦の家にも転がり込み、お水をいただきました。
リスキーたちが、なかなか帰ってこない。
スティーブンがコーヒーを飲みたいというので、おばあちゃんが家の近くのパサールのコーヒースタンドに連れてきてくれました。
コーヒーを作ってもらってる間に、おばあちゃんがおやつ買おうかって言って、2人で近くの揚げ物屋さんに行きました。
店員さんを差し置いて、ガンガン揚げ物をビニールに詰めてくれました。パワフル!!
大きな道路を渡るとき、おばあちゃんが私の手を握って歩いてくれました。
その時ふと、私が小さい時に、おばあちゃんが私の手を引いてくれていた感覚を思い出し、とても懐かしく、そして、とても嬉しい気持ちになりました。
おばあちゃん、どうかお元気でいてくださいね!!
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