バリに来て、もう少しで、1ヶ月がたとうとしています。
来て間も無く1週間は、ホームシック。
生活の全てが不安でした。
もちろん、観光者としては何度も訪れたことはあったけど、生活をするとなると、色んなことが不安で、毎日たまらなかった。
道もわからない、お金の単位にもなれない、欲しいものがあってもどこで買っていいのか分からない。ましてや、言葉なんてちんぷんかんぷん。
日本では当たり前にできていたことが、ぜんぜん出来ない。目の玉までながれてしまうのではないかと思うくらい、涙を流しました。
でも、やはり、私は恵まれています。
困った時に、惜しみなく助けてくれる人。
いつも、すてきな笑顔で元気をくれるステキな仲間。
今では、勇気を出して、日本を出てみて、心からよかったと思えるようになりました。
そして、とっても学んだこと。
「楽に生きる」
日本にいた頃の自分は、知らず知らずのうちに、すごく頑張っていました。
仕事も、大好きな筋トレも、遊びも、全て全力投球だったし、全て完璧にやらなければ!自分自身にすごいプレッシャーを与えていました。そのことにぜんぜん気がついていなかった。
「日本人は、せっかくだから、あれもこれも、やらなければ!っていうけど、体と心を病んでしまっては台無しだよ。
自分のために、もっとリラックスして。」
何気ない一言だったけど、私にはとてもセンセーショナルな言葉でした。
サーフィンもそう。
体が緊張してたら、波になんて乗れない。
取り残されるか、グルングルンに巻き込まれる。
きっと人生もそうなんだろうな、と思うのです。
先日、たまたまNHKを見ていたら、日本に来ているベトナム人が自分で命を絶つ事案が急増しているとのドキュメンタリーでした。
きっと、日本はみんな頑張りすぎなのです。
頑張ることが当たり前になっているのです。
頑張ることは、もちろん悪いことではなく素晴らしいこと。
だけど、たまには自分のために息抜きして、心から好きなことや、好きな人たちのことをかえりみて、心をあたたかくしてほしいです。
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